苔コレクション 標本鉢の現況・201907 (その1)
2019年も半分が(とっくに)過ぎましたので、我が家の苔コレクションである標本鉢の現在の様子を記録しておこうと思います。
【苔01 :ギンゴケ】
苔01 ギンゴケはコケを集め始めた当初から鉢植えにしていたのですが、初代、二代はダメにしてしまい、その後はコンクリート板の上に植えて様子を見ています。
で、現在二つの鉢植えがあり、写真左側はほとんど水を含まないコンクリート板に植えて8ヶ月経過、右側は水を含みやすくしたコンクリート板に植えて1ヶ月経過した鉢植えです。
右の鉢は梅雨入りしたからか急に調子が悪くなり、水分が多すぎたのかもしれません。一方左側はまあまあの状況ですが・・・コケ自体があまり白くありませんね・・・。左上の一部を除いて別のコケ、ホソウリゴケだったかもしれません。
とりあえず、どちらも細かい砂をかけるなどして様子見にしています。
【苔02 :ホソウリゴケ ヤノウエノアカゴケ】
苔02 は、これまで「ホソウリゴケ」としていましたがTwitterで情報をいただきまして 、「ヤノウエノアカゴケ」に訂正します。・・・フィールド図鑑 コケ には、ヤノウエノアカゴケって載ってなかったんですよね。いや、よくよく見ると、ホソウリゴケとの特徴とは違う記述があるので早とちりなんですけど。
現在の標本鉢は二つで、写真上は赤玉土の上に黒土+川砂を薄く敷いた上に植え付けて3年の鉢植え、すこし群落が痩せてきていて色も悪いですね。下はコンクリート板に植え付けて半年の鉢植えで、コンクリート板は100円ショップのセメントそのままの、水を含みにくいものです。
今度は、水を含みやすくしたコンクリート板に植え付けたものを追加して、どの鉢植え(環境)が合っているのか観察しようと思っています。
【苔03 :ハイゴケ】
苔03 は標本鉢になかで最も勢いがよく、鉢からあふれんばかり。よほどこの環境に適応しているのでしょうね。 見ていてとても安心感があります。
【苔04】
苔04 は、これまで「ナガヒツジゴケ」かな?と思っていたのですが、これもフィールド図鑑の中の写真から似ているものを選んでいて、葉っぱの形など調べたわけではなかったので今後きちんと比較調査しようと思います。
写真左は植え付け3年の鉢植え、右はプランターに蒔きゴケしたものを植え付けて2ヶ月のものです・・・が、明らかに太さが違いますよね?色は、左のものはほぼ新芽なので明るくみずみずしい色合いになっていますが、太さが違うのは・・・なぜ?同じコケ由来の鉢植えのはずなのに・・・。
左の鉢ですが、一時期調子が悪くなり標本鉢としては新しいものと入れ替えようと思っていたのですが、最近復活してきてくれたので、用土の入れ替えをして様子を見ようと思います。
【苔05】
苔05 は、「ハネヒツジゴケ」と思ってましたが、苔04と同じ理由で、調査し直します。
写真左は植え付け3年の鉢植え、右は実家のそばで見つけたものを植え付けて2ヶ月の鉢植えです。・・・3年もののほうも、元は右の鉢植えのような形状のコケだったはずなんですが・・・調子が悪くなったあと、違うコケに覆われてしまったのか。どちらかというと苔04の形状に近いですね。
標本鉢としては新しいほうに代替わりしてもらって、古いほうはプランターに移植して様子を見ようかと思います。
次回に続きます。