栗駒山へ行ったんですが、途中でUターンして(私的に)最高の場所に行き当たりました
宮城県、山形県、秋田県の三県にまたがる栗駒山へ紅葉を見に行っ・・・。途中まで行ってきました。
途中にある臨時駐車場で、そこから先に進む車一台につき500円の協力金を徴収されるみたいなんですが、係の方から今登っても何も見えないですよと伝えられ、あきらめて引き返すことに・・・。
残念ですがまあ、臨時駐車場まで登る前に道路脇の直売所で「栗駒耕英だいこん」も買ったし。で、これからどうしようかと、とりあえず最寄りの駐車場へ入ったところ案内図があって、そこには「世界谷地原生花園」という場所が。どうやら湿原のようです。そちらへ行ってみることに。
車で走っている途中にあった案内板には植物の見頃が載っていたのですが、今の時期は花は咲いていない模様。
進んでいくと行き止まりで駐車場があり、
「栗駒国定公園世界谷地入口」の看板が。登山者カード入れもあり、えっ登山?湿原じゃないの?と思いながらも入ってみることに。
道は砂利がひかれており、入口付近やところどころに急な斜面があるものの基本的に歩きやすい道でした。そしてその周囲はブナやミズナラの原生林、そして・・・。
そしてコケ!コケですよ!
地面に、木の幹に様々なコケが群生していて、少し歩いては写真を撮ってとなかなか進まない状況に。
で、原生林を抜けて湿原の方はというと・・・やはり花の見頃ではなく、寂しい感じ。林の中を歩いているときは感じませんでしたが、湿原では結構風が強く、雨まじりで寒かったので早々に戻ることに。
そうそう、この世界谷地原生花園には第一湿原と第二湿原がありますが、第一湿原ではミズゴケを確認することができました。はじめて見ましたよミズゴケ、ほ、欲しい!でもダメ!写真だけ!
原生林を歩いての森林浴、そしてコケの観察と、非常に満足できるひとときでした。
栗駒山の紅葉は残念ながら見ることはできませんでしたが、その代わりにコケ好きにはたまらない場所に出会うことができました。
我が家からは遠いんですが、ぜひ、また来たいですね。