公園へ散歩に行ってきました(もちろんコケ目当て)
休みを利用して平日の朝から、自宅から車で30分ほどの公園へ散歩に行ってきました。
元々知名度の低い(と思われる)場所で、平日の朝ということで他に人もおらず、人目を気にせず道の脇にしゃがみこんだり日陰の法面に張り付いたりしてコケの観察ができるってもんですよ。
遊歩道を歩いていると、リスが道を横切っていきました。
時々茂みの向こうからガサガサ音がしたりしてビビりますが、多分リスやトカゲなんでしょうね。
木の幹に張り付いたコケ。剥がれ落ちた白樺の皮にも、コケが張り付いていました。
明るい遊歩道にはハイゴケやコツボゴケ、暗い湿ったところにはシノブゴケが。
法面や木の根本にはアラハシラガゴケやスナゴケ、名前のわからないコケが生えていました。名前のわからないコケは、たくさん群生していたら少し分けてもらいたいところでしたが、今回は写真だけで我慢します。
法面のくぼみにアリジゴクが巣を作っていました。久しぶりに見ましたアリジゴク。
コケの中から真っ赤なキノコが生えていました。丈1、2cmほどで初めて見るキノコでした。
うーん、蒔きゴケ用に、少しずつ採取してくればよかったですかね。
コケには蘚類(せんるい)、苔類(たいるい)及びツノゴケ類の三種類があり、私は蘚類を収集しているのでこういう苔類は詳しくないのですが、湿り気のある日陰に結構生えていました。
一時間ほどかけて散策し、その間全く他の人に会うことなくコケの観察をすることが出来ました。写真を見返していると採取したほうが良かったかなーというコケもあったので、またあらためて散策に行きたいと思います。